富良野ラベンダー おかむらさき
2008年 05月 10日
ポチンを忘れると、夢に化けて出て差し上げますことよ♪
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近所の友人、けんママは、
「やり始めたら一直線」の猪突猛進体質。
九州の地で、「ハーブの楽園」と「動物の楽園」そして本業「超自然派美容院」を作り上げるべく、600坪の庭を、開拓中。
けんママの、ファイトあふれるブログはこちら。
http://ken2hanaak.exblog.jp/
(あらら、勝手にリンクされないのね、やり方わかりません、失礼~)
けんママはその600坪の庭で、7月に「ラベンダー祭り」を行うことを計画し始めた。
彼女が、憧れ続けている「富良野」のラベンダー畑を、九州に再現したい・・・と。
「富良野」のラベンダーの中で「おかむらさき」は特に有名。
パリのコンクールで金賞を取ったラベンダーの中でも「箱入りお姫様」
この「おかむらさき姫」を、100苗、富良野から取り寄せ、
これをポット苗に仕立てて、ラベンダー祭りの時の商品として販売するという計画。
そのほか富良野ラベンダーグッズも、たくさん。
素晴らしい計画だけど、
おかむらさき姫は、なんたって「箱入り」
育て方はとびっきり難しい(らしい)
暑い日ざしダメ→ワタクシと同じ
多雨ダメ→ワタクシと同じ
湿度もダメ→ワタクシと同じ
九州の地で育てることが出来るのかどうか、けんママの大バクチ(笑)
きのう、その「根っこだけ付いた」苗、100個、届いたと連絡があった。
今からけんママは、それに配合した土を入れて約100個の鉢を、作る。
その前の状態(根っこだけ付いた苗)、5つ、けんママは我が家に持ってきた。
ビニール袋に入った、おかむらさき姫と初対面。
まだ蕾も付いていない苗。それなのに、ビニール袋に顔突っ込むと、素晴らしい香り!
素晴らしい!
ラベンダーの香りはたくさん知ってるけど、
おかむらさき姫は、正しく、正統的、「皇女様」であったワ。
いつまでもいつまでも、ビニール袋に顔を突っ込んでいたかったけど、
(中毒者と間違われるかも)
「とにかく、早く、植えなきゃ」
遠いところ旅をしたきたんだもの。早く、土へ・・・・・・いざいざ。
しかも、今日から・・・・雨。この雨、逃せない。
原産地に思いをはせるのが、ハーブを植える時の礼儀。
おかむらさき姫の祖国、北海道の地におもいをはせて、植える。
そうそう北海道は、昨日は雪だったとか?
とにかく、これは「実験」なのである。
うちに預けられた5株、いろいろ違う場所に植えて、
「どういう状況で姫を育てたら良いのか?」けんママに報告する義務がある。
そこで、朝から耕した、まず、ここに地植え一株。
(南向き、風通しバツグンだけど、夏は暑い)
そして、もう一箇所。
ある程度、雨から守れる花壇(大きな木の下になってる)
南向き。西日、当たらない。
ただし、おかむらさき姫の大いなる天敵「ピンク姫」が行ける場所。
何より怖いピンク姫の「穴掘り」から、守ってやれるだろうか?そこが心配。
あとの3株は、「移動可能」な鉢に・・
梅雨の時期は除湿してやり、夏の日差しが強いときは「北側の庭」へ移動できる。
素焼きの鉢と、プラスティックの鉢、二種類にしてみる。
おかむらさき姫の予定より早いご到着に、
ワタクシ、朝からバッタバタ。
姫様のため、シモベのように働きましたことよ。
雨の中、慌てて土を耕し、ピートモスとパーライトと赤玉で土を配合しまして、
石灰、一振りいたしまして、ご到着をお待ちました。
レッスンの合間にハチマキしめて、
雨の寒さに震えながら、夜までに植え込み完了。
さ!
北海道のお嬢様は、この地で育つことが出来るだろうか?
クラクラするこの香り、どうか、来年か再来年には、
我が家が「おかむらさき」館になりますように。
そのときには、ハンドルネームを改名しようかな。
「むらさき姫」に・・・・
ノークレームノーリターンでお願いします。
by peroparu | 2008-05-10 09:37 | ガーデニング